• 12月 1, 2025

ロッカーファンクションとは

人が歩くとき、足首にはとても大事な役割があります。

その一つが「ロッカーファンクション」と呼ばれる仕組みです。少し難しい言葉ですが、簡単に言いますと「身体を前に進める 為の”ゆりかご”のような働きです」

3つのロッカー

歩行中、足首と足は次のように3段階で身体を前に運びます。これをまとめて「ロッカーファンクション」と呼びます。

1、ヒールロッカー(かかとのゆりかご)

地面にかかとが着いた瞬間、かかとを支点にして身体が前に倒れるように進みます。→かかとが地面でブレーキをかけすぎないように、スムーズに進む準備をします

2、アンクルロッカー(足首のゆりかご)

足裏全体がついた後、すねが前に倒れながら足首が支点となって身体を前に運びます。→前へ進む推進力の中心

3、フォアフットロッカー(つま先のゆりかご)

体重がつま先に移動し、最後に親指側で地面を蹴ることで次の一歩へつながります。→歩くための強い蹴りだし

このロッカーファンクションがスムーズに働くことで、私たちは少ない力で楽に歩けます。逆に、足首が硬かったり筋力が弱かったりすると、この「ゆりかご」が上手く使えず、歩幅が狭くなったり疲れやすくなったりします。

(まとめ)

ロッカーファンクションとは、歩くときに足首やあしが「ゆりかご」のように身体を前へ送り出してくれる仕組みの事です。「かかと→足首→つま先」の順番で身体を支えてくれるおかげで、私たちは効率的に歩くことができます。

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